4日間の写真展にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
今回はあえて“山”というテーマから少し離れ、写真と、言葉で伝えるという新しい挑戦に取り組みました。



会場では、
「詩のような文章も素敵だった」
「言葉があることで、写真の景色がより立体的に感じた」
「読む・見るの両方で楽しめた!」
といった声を多くいただき、私が今回大切にしたテーマがしっかり届いた瞬間が何度もあり、とても嬉しく感じました。
特に、今回の裏の裏テーマでもあった「孤独」に関する想いをのせた文章には、何人かの「わかる!」が聞けて、伝わる嬉しさ、共感の嬉しさをひしひしと感じていました。この文章の内容が気になる方は、ぜひHP覗きにきてください。
そして毎年のことなのですが、毎回やると決めたものの大変で「今年はやめればよかったなぁ」と思う瞬間もあるのですが、「今年も来れて良かった」「来年も楽しみです」という温かい言葉もたくさんいただき、創作の力をいただき、モチベーションが保たれました。
来年も、思わず誰かと話したくなる“物語のある写真”をお届けできるよう、また一年かけて旅と表現を重ねていきます。
そろそろ大冒険にも出かけたいので、驚きの挑戦もしていけるようにがんばります。
ぜひ来年も、ふらりと遊びに来ていただけたら嬉しいです。
改めて、4日間のご来場・応援を本当にありがとうございました。
以下に当日会場に展示していた写真と解説文を掲載します。

今回の挨拶は、写真に載せてみた。

今日の夕焼け
- 自宅の上空から / スエード
ドローンで自宅上空から撮影。文字通り近くの感動。このあとスカーフになって持ち歩ける感動になる予定。デジタルで表現できる色はRGBで作られた1677万色。でも世界はもっともっと多くの色で溢れてる。だからスマホじゃなくて、たまにはこの空を、その目で見上げて欲しい

同じ空の下で Bajo el mismo cielo
地中海の澄み切った深いブルーの中で対話する2人。「あれ美味しかったね!」「あの映画見た?」あなたはどんな物語を想像しますか?

A Smile Through the Window
窓に山が映っていた。そのすぐあとに、ふたりの笑顔が映り込んだ。風景よりも、思いがけない人の温度が写真を豊かにしてくれることがある。スマイルは世界共通。写真に反射するあなたも、ほら笑ってる

光の在りか DISTANCE EVERYDAY NEARBY WONDER
写真は、光を映すもの。
光のかたちはひとつではなく、光自体がいろんな表情を持ってる。木漏れ日の隙間の光 生命を感じる葉の照り返し。白い雪を立体に変える光 花びらを透かす光。すべてを柔らかく包む曇り空の光 そしてすぐそこにも。
光を探しながら歩いていると、触れられそうなほど静かな輝きが、あちこちに落ちている。それを見つける目を持つことで、世界の表情は変わっていく。

ミルフィーユスノウ Mille-feuille Snow
夜の公園。珍しく雪の降った日のフォトウォーク。自然の作り出す奇怪な光景に、「雪も滑り台で遊ぶのか!」と呟く。さぁ、何層のミルフィーユでしょうか?

霧紅の刻
霧の朝。紅く染まった霧が風に乗り世界を開いた。あまりの美しさに隣を見た。誰もいなかった。“嬉しさ”を共有する相手がいないとき、人は一番の孤独を感じるのだと知った
この揺らぎを受け止めてほしくて 和紙に託した

火星の月
- 鹿児島県 霧島連峰 高千穂峰の尾根上
ここは地球のはずなのに、赤い山肌に囲まれて、火星に迷い込んだような気分になる。
写真は、私が見て感じている「世界のかたち」をそっと伝える方法。さっき撮った写真は、何を感じて撮った写真ですか?

星がこっそり落ちてきた日
雲が星になる日がある。そんな日は、理由もなく「きっと、いいこと起こりそう」と思えてしまう。「雲の形で何かを想像するのは心理現象らしい」。この雲にあだ名をつけるなら、なんて呼ぼう?

光の航路
海に沈む夕陽が砂浜の水面にも光の道を描く。何度目でも、この夕暮れ時の美しさには息をのむ。夕焼けは1日の終わりの世界からのプレゼント。この光の道は、どこに続いているのだろうか?

Pretzels Tree
地中海ブルーに浮かぶ、奇妙な円。思わず「なんだこれ!」とカメラを向けた。世界を面白がる目さえあれば、日常はもっと不思議で満ちている。いつだって始まりは?から


Short Trip to Spain
初めて住んでみたい。と思えた国、それがスペインだった。海に囲まれたイベリコ半島はご飯も美味しいし、何より人がいい。Ola!という挨拶はいつも満面の笑みだ。
今回のスペインの旅では、前半はリグロス、ロデジャーという街でロッククライミングの日々を過ごした。仲間4人でコテージを借りて、日が出てから日が沈むまで、壁の中で過ごした。長くて素晴らしいルートたちが寝起き30分で登れる。天国のような場所。
旅の後半は、バルセロナ、マドリード、バスク地方の都市を周遊してきた。サグラダ・ファミリアを代表としたガウディ建築に溢れた芸術の街、バルセロナ。サッカー大国バルサで、偶然にも伝説の試合エル・クラシコにも立ち会えた。スペインの伝統フラメンコ、そして闘牛も生で鑑賞しOle!の正しい発音を知った。元祖バスクチーズケーキもある世界一美食の街、サンセバスティアンのバル巡り。ピンチョスも、タパスも、パエリアもなんでも美味しい!スペインは芸術も食事も人柄も、全部合わせてお気に入りの国になった。

展示会場では展示写真のオリジナルシャツとポストカードを販売していました。また展示作品も販売しておりますので、ぜひショップもご覧ください。

