写真展、ご来場ありがとうございました

こんにちは、やまグラファーの小池美咲です!

先日無事に終了した写真展 『インド ~ スパイシージャーニー ~』には、たくさんの方々にお越しいただき、心より感謝申し上げます。

会場は笑顔や驚きの声に包まれ、とてもにぎやかな時間となりました。中には2日続けていらっしゃった方もおり、皆さまの応援が私の原動力になりました。本当にありがとうございました!

今回の展示では、私の旅先での感動や体験を、できるだけその場の空気感ごとお届けできるよう心を込めて選んだ写真たちを展示しました。その中から、いくつか作品をご紹介します。


🌄 「神々の光を2頭の導き手」

北インド、チョップタにある、チャンドラシーラ山頂で撮影した一枚です。山の麓から立ち上がる雲海の中、遠くから歩いてくる2頭の馬。朝日に照らされて浮き上がったシルエットは、まるで神の使いのようでした。神々しく、より美しいシルエットを待ち、しばらくその場でシャッターを切り続けました。この場所から少し下った場所には、世界で最も標高の高いシヴァ寺院があり、神聖な空気に山頂一体が包まれていました。訪れた人の祈りや願いが、写真から伝われば嬉しいです。


🫕「 ガルワルキッチン」

この作品は、サリ村という限界集落からさらに1時間ほどトレッキングした、山の中のキャンプ場で撮影しました。地元の方が新鮮な野菜で作ってくれるガルワール料理は、スパイシーではあるのだけど、素朴で優しい味わいでした。窓から入る光に照らされた湯気、そして鍋の赤い取手がアクセントとなった、どこか懐かしい時間を感じさせる1枚になりました。


🐮 インドの街中スナップ


1ヶ月滞在したインドではいろんな出来事がありました。長時間のドライブ、雨の中山に登ったり、ヨガの聖地で世界中の友達と共にヨガを学んだり。。。とてもたくさんの写真があったので、スナップコーナーを設けて、それぞれテーマごとに8枚組にしました。

「ヨガアシュラム」

 ヨガはおよそ4500年前に誕生した。ヨガの聖地「リシケシ」には数百を超えるヨガ道場「アシュラム」があり、世界中のヨギーたちが本場のヨガを習いにやってくる。街には神聖なガンジス川もあり、インド人も大勢訪れる観光地だ。

 私が受けたコースは「TTC200」。200時間の授業でヨガ講師の資格が取れるものだ。先生はインド人、授業はかなり癖の強い英語で、半分くらいしか理解できた自信はない。ギリシャ、フランス、オーストラリアなどなど各国のクラスメイトたちと毎朝のようにチャイをしばき、時に遠足にでかけ、毎日のヨガや座学、宿題を乗り越え、なんとか卒業できた。1ヶ月という短い期間であったが、充実の留学体験となった。

「街中の動物たち」

 インドでは、都心だろうと田舎だろうと歩けば牛に当たる。容赦なくクラクションは鳴らすものの、最優先は道路交通法ではなく、牛や人間以外の動物だ。全世界の14%を占める頭数の牛は、インドで最大の人気を誇るシヴァ神の乗り物でもあり、神聖な生き物として大切にされている。らしい。細い橋では牛に道を譲り、時に渋滞の原因になり、下を向かずに歩けば足元は大量の牛糞だらけになるのだけども。。

 牛のインパクトには負けるが、街中には様々な動物がそのあたりにいる。犬は軒先でよく寝ているし、猿は知らぬ間に食べ物や水、洗濯物などを盗んでくる。特に観光地にいる猿は凶暴で、積極的に人間を威嚇して「そこにカバンを置いていけ」と迫ってくる始末だ。

「チョップタ トレック」

 交通費込みで3万円というガイド料金に惹かれて、インドの中のスイスと呼ばれているチョプタという名の秘境に出かけてみた。シヴァ祭り開催中のガンジス川のほとりは、ミレニアムじゃ効かないバイクでごった返している。インディアンミュージック爆音の約6時間ドライブを経て、3日間のトレッキングに出発。

 里山といった雰囲気で入山口付近では住民とすれ違い、男尊女卑の風習が色濃く残っているのが伝わってきた。牛、馬、虎などたくさんの動物と出会い、最終日は、チャンドラシーラ山頂で朝日を眺めた。この山には、世界で最も標高の高いシヴァ寺院「トゥンナート寺院」があり、山からはヒマラヤの山々を見ることでき、神聖な空気が流れていた。


会場では、写真だけでなく「音」と「動き」で旅の空気感を伝えるため、特別に制作した動画も流していました。その映像をブログにも載せておきますので、ぜひご覧ください📽️👇


次回の写真展では、さらに新しい感動をお届けできるよう、今から撮影旅に出る準備を進めています!今回いらっしゃれなかった方も、ぜひ来年は会場でお会いしましょう😊✨

引き続きブログやSNSで旅の様子や作品を発信していきますので、どうぞお楽しみに!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


タグ: