2026年8月、大塚シスイ・ドゥーにて、石川県能登町「あばれ祭」をテーマにした写真展「火舞う夜の神通る道」を開催しました。
会場へ足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
今回展示した写真は、2026年7月3日・4日に能登町で撮影したものです。
あばれ祭とは
石川県能登町宇出津で約350年にわたり受け継がれてきた「あばれ祭」。
巨大なキリコが町を練り歩き、夜になると大松明の火の粉が降り注ぎます。
そして祭りのクライマックスでは、神輿を川へ投げ込み、火の中へ。
壊れるほど激しく神輿を扱う、全国的にも非常に珍しい祭りです。
「炎を浴びて、川に落ちて、街が燃え上がる一夜の行進」
そんな言葉が似合う祭りでした。

写真では伝えきれない熱
私は今回、初めてあばれ祭を撮影しました。
至近距離で浴びる火の粉。
炎と一つになる男たちの熱い声。
町中に響く掛け声。
撮影中は、とにかくその場についていくことに必死でした。
火の粉が降る中まで入り込み、夢中でシャッターを切っているうちに、着ていたTシャツには穴が開いていました。
それくらい、撮影する側も祭りの中へ引き込まれていきます。
けれど、撮った写真を見返していて感じたのは、
「これでも、あの場所のすべては伝わらない」
ということでした。
炎の温度も、音も、匂いも、
神輿を担ぐ人たちの声も、
夜の町全体が祭りに飲み込まれていく感覚も。
写真では伝えきれない熱が、能登にはあります。
今回の写真展では、そんな2日間の中で私が見た光景を、一枚一枚選び展示しました。
展示作品
【作品写真】

炎へ奉げる神輿
巨大な焚き火の中へ神輿を何度も投げ入れ、回し続ける。
黒く焼け焦げた神輿は、神社へ奉納される。
【作品写真】

36基のキリコ
能登町に集う36基のキリコ。高さ約6.5m。
1基を約40人で担ぎ、夜の町を練り歩く壮大な光景。
【作品写真】

神輿、川へ
続いて神輿は町を流れる清流へ投げ入れられる。
担ぎ手の掛け声とともに、大きな水しぶきが夜空へ舞い上がる。
※以下、作品ごとに掲載
展示作品を販売しています
写真展終了後も、展示作品をご購入いただけます。
能登町あばれ祭の熱気と感動を、ご自宅でも楽しんでいただけたら嬉しいです。
【販売価格】
A4 22,000円
A3 33,000円
A2 55,000円
すべて額装付き・送料別です。
また、作品1枚のご購入につき5,000円を、能登町の復興支援として寄付します。
寄付先:能登町役場
写真を買っていただくことが、作品を楽しんでいただくだけではなく、能登へもう一度お金を届けることにもつながります。
そして、次は能登へ。
今回、私は写真家としてあばれ祭を訪れました。
けれど、この祭りは写真を見るだけでは、やっぱり足りません。
至近距離で浴びる火の粉。
炎と一つになる人たちの声。
夜の町を埋め尽くすキリコ。
その場に立って初めて分かるものがあります。
2027年には、あばれ祭と能登の町を深く楽しむ「能登ツアー2027」も計画しています。
一緒に行きたい!という方はこちらの公式ラインからメッセージをお送りください。https://line.me/R/ti/p/@414wbxon
写真では伝えきれない熱。
来年、現地で一緒に浴びに行きましょう。
撮影・文
小池美咲

